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第6回 小麦感謝祭

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ほくほくの焼きたてパンに、茹でたてのアツアツうどん、繊細な甘さが練り込まれたスイーツや、素材のうまさが際立つハンバーガー、もっちり食感のラーメンから新感覚B級グルメの「ばくだん焼き」まで、国産小麦を使ったバラエティ豊かな食の数々が、来場者の目、舌、心を魅了した2013年小麦感謝祭。

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作り手の顔が見える年に一度の食のイベントは、小春日和の11月3日、足利市福居町の笠原産業工場敷地にて第6回目が開催され、過去最多の2500人が国産小麦の魅力を堪能。あたたかな陽気の中、自慢の味をならべた大小テントには、午前10時30分のオープン直後から早くも行列ができ、栃木県の人気ゆるキャラ「とちまるくん」まで登場して、会場は例年にない熱気とにぎわいに包まれました。

 

小麦感謝祭は「作り手」と「お客様」がおいしく楽しくコミュニケーションをとれる場

小麦感謝祭では、「麦わらぼうしの会」会員自らが店頭に立って、国産小麦100%製品の魅力をアピールします。同会会長であり、笠原産業株式会社の代表取締役社長でもある笠原健一さんもその一人。作り手の顔が見えるこのイベントを立ち上げた理由について、こう振り返ります。

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「いくら言葉多く説明しても、小麦そのものの魅力は、うどんやラーメン、パン、お菓子といった加工品にならないと伝わりません。そこで作り手と消費者がコミュニケーションを取りながら、その場で商品を味わえる場が必要だと考えました。同時に、国産小麦を選んで買ってくださっているファンに恩返ししたいという気持ちもありましたね。そんな思いから始めたイベントなので、来場された方々には是非、いろいろな催しを楽しみながら、国産小麦とふれあい、そのおいしさを十分に堪能して頂きたいと思っています」

全商品特別価格での販売、麦藁帽子うどんや珠泉拉麺など「麦わらぼうしの会」会員提供商品の抽選会、近隣保育園の鼓笛隊による演奏会……小麦感謝祭が用意する様々な特典やイベントには、国産小麦に対する笠原さんの熱い思いと、ファン一人ひとりへの感謝の念が秘められているのです。

楽しいイベントで世代を超えて学べる「小麦の魅力」

数あるイベントの中でも、今年とりわけ盛り上がったのが、日頃食べているうどんを粉から作って味わえる「親子手打ちうどん教室」でした。毎年続けて申し込みをする“リピーター”も多いこの人気イベントには、地元の親子はもちろん、遠方に住むお孫さんを呼び寄せたというおばあさんまで、3世代に渡る先着20組が参加。

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手打ちの講師として招かれた農家の蜂巣耕作先生が、麺棒で伸ばした生地を手ぎわよく折り重ねて切っていく光景に、子供たちは目を丸くして、「わ! すごい、麺になった!」と驚きの表情。傍らでは、お孫さんと参加したおばあさんが、「うちでうどんを作るときはいつも目分量。これからは教わったレシピを参考にしたい」と感嘆の声を漏らしていました。 「食べものは、みんなで楽しく、なごやかに作って食べてこそ、よりおいしいと感じるもの」と指導を終えた蜂巣先生。「その感動が味わえるこのうどん教室はもとより、小麦感謝祭全体が、世代を超えて国産小麦に親しみ、その魅力を改めて認識できるよい機会になっていると思います」。

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「うどん教室」の他にも、品切れまで行列が途絶えなかった「すいとんとチヂミの無料試食」、自分で型を抜いたクッキーが焼き上がるたびに喜びの歓声がわき起こった「子供向けクッキー作り体験」など、大人から子供まで楽しめるイベントはどれも大盛況となりました。

 

会員ピックアップ「政木屋食品」「金谷ホテルベーカリー」

会員ピックアップ「樋口屋本店」「オニックスジャパン」