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会員紹介

藤原家

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栃木県上三川町に平成22年8月にオープンした、らー麺屋です。
生まれた時から親が飲食業だった事もあって、自分にとってらー麺は非常に身近なものだったので、いま、らー麺店をやっているのは、非常に自然な事なんです。  1人でも多くの人に笑顔になってもらいたいと思って愛を込めて日々らー麺を作っていますが、お陰様で来て下さるお客様の年齢層は広く,この上ない喜びを感じています。また、自分はらー麺店とは別にNPO団体の理事もやっていて、児童養護施設の元気に頑張っている子供達にも、らー麺を通じて多くの笑顔を届けたいと思って活動しています。

地域の活性化のために

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当店では、店内に設置した麺工房にて毎日製麺しています。国産小麦の「味」や「風味」は素晴らしく、新品種の「ゆめかおり」は、しっかりとしたコシが出せます。とは言うものの、スープに合った食感を求めメニューによって数種類の麺を作り分ける為に、数種類の小麦をブレンドして使用しています。その中で、より美味しく、安心・安全な、らー麺をお客様に提供する為に、また地域の活性化の為にも地元の小麦を多く使えるよう研究に努めています。                 今後さらに新しい品種が開発されて、地元の小麦だけで多種多様なバリエーションに対応出来る様、期待しています。

業種に関わらず発信していくこと

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国産小麦を広める事は、食の安全性の確保や正しい食の伝承など、社会的な意義が大きいと思います。しかし、個で取り組みを認知してもらおう、情報を発信していこうと思っても、多くの手間や労力が必要で、与えられる影響も小さいと思います。それを、麦わらぼうしの会では、生産者から消費者までの国産小麦に関わる多くの人々・団体・企業の取り組みや情報を業種に関わらず発信していくというのですから、すごく素晴らしい事だと思います。                           今後も多くのイベントへの参加、独自の大きなイベントの開催などを通じて、多くの方々に知って頂く為の、栃木にとどまらない活躍を期待しています。

 

「この一杯に愛を込めて・・・
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小麦を石臼から挽いている事、また、スープの材料を聞かれると「こだわってるねぇ。」とよく言われるのですが、自分では特別なことは何もしていないんですよ。気を付けている事は、素材本来の持っている旨味を味わって貰える様、邪魔をせずに、じっくりと時間をかけて仕上げる事だけです。素材が持つ旨味は、どんなテクニックにも勝ると思うんです。「この一杯に愛を込めて・・・」をモットーに1杯のらー麺を丁寧に心を込めて作っています。                          あっさりスープの「ら―麺」が基本で 、白醤油ベースの「白」・薄口醤油ベースの「茶」・天日乾燥の「塩」からお好みでお選び頂けます。その他にも、こってり・ピリ辛・味噌・つけ麺・季節の限定などなど様々なメニューを取り揃えていて、お客様には、来る度に何を頼もうか悩むとよく言われます。愛情のたっぷり入った藤原家のらー麺を食べに是非ご来店下さい。新品種小麦の「ゆめかおり」には、今までの国産小麦の概念を覆されました。あまりにも魅力的だったので、思わず、迷わず、農家の方の協力を得て、自家栽培を始めてしまった程です(笑)         この小麦は店内の石臼で挽いて、笠原産業さんの「ゆめかおり」とブレンドして使用しています。